らくらく学校連絡網 導入・利用事例
盛岡市立中野小学校
■盛岡市立中野小学校
副校長 橋本 有紀 先生
歴史のある小学校において、緊急時の連絡手段として「らくらく学校連絡網」が利用されています。
●学校の特徴などを教えて下さい

この学校は、まず伝統ある古くからの学校です。1878年(明治11年)の創立です。
それから児童数は約700人。 学区が広いんです。また、数本の国道が近くを通っており交通の危険度も高い環境です。 そういった中、「かしこい子」「思いやりのある子」「たくましい子」をスローガンに掲げて教育にあたっており、また、PTA活動も活発だという特徴があります。
●導入したきっかけ、経緯を教えてください。
私は、(盛岡市立)津志田小学校から転任したばかりなのですが、前任校でも「らくらく学校連絡網」を導入して利用していたんです。 きっかけは、やはり3.11の「東日本大震災」ですね。 学校が主体となって導入しましたが、保護者からの提案もありました。 やはり、緊急情報を伝達する、ということの重要性についてほとんどの人が経験していますから、導入について反対の意見はありませんでした。
現時点では、登録率が100%に近い状態にまで来ています。
導入にあたって、実は、他社が提供しているサービスも検討しました。しかし、リードコナンさんのご推薦ということもありましたが、機能や価格などを比較した結果、PTA予算で「らくらく学校連絡網」を導入することにしたんです。
●導入した結果、どうでしょうか?
活用していますよ、笑。 前任校でインフルエンザが流行って学級閉鎖のために児童の帰宅を早める案内を配布したり、また、昨年は地震が多かったのですが、そういった際、我々教職員も学校に出るのか出ないのかの判断に迷います。 しかし、学校に出る・出ないの連絡を配信することで、教職員の方々も助かりますよね。 遠足などの学校行事でも、天候が崩れた場合などは予定変更の案内を出しています。 児童が予定より早く帰宅する案内は、ご家庭にとっても必要ですよね。
●運用はどのような体制なのでしょうか?

校長、副校長、主幹教論、学年長、主任など10人ほどが代表者権限をもっていてメール配信しています(注)。 学年、組などのグループのほかに、PTA役員のグループを設けています。
現状は、PCからの配信のみです。 また配信するメールについては、重要性の高いものに限定しています。 というのも重要性の低いものまっで配信していると、ちゃんと読んでもらえなくなる可能性がありますからね。 いざ緊急時に連絡を出しても読んでもらえなかったら、本末転倒になってしまいます。
(注)「らくらく学校連絡網」は、代表者権限を持った人のみがメール(配信)できます。
●困っていることなどはありませんか?
そうですねぇ・・・。 概ね問題はないんですが、新規の登録(申請)者がいると代表者の承認待ちになりますが(注)、一度にたくさんの人が承認待ちになると代表者側としてはまとめて承認したいです。 現状は、「承認して、また前の画面(一覧)に戻って申請者を選んで承認して」と、画面の行ったり来たりで操作や作業時間がかなりかかります。 年度が替わるようなタイミングでは、必ずたくさんの人の申請が増えることになりますので、操作が楽になるようにしてもらいたいです。
それ以外は、全く問題ないです。 導入にご協力頂いたリードコナンさんのサポートにも満足していますよ、笑。
(注)「らくらく学校連絡網」は、新規登録すると、登録者が登録情報を入力した後、管理者(代表者)の承認待ちになります。 承認を得て正式な登録が完了となります。

編集後記
とにかくゆったりしているんです。 土地の面積が広いというか広大なせいか、空気感というか、時間の流れ方も含めてゆったり感があるんです。 日本のどこに居ても1時間は1時間なのですが、長く感じる1時間、短く感じる1時間という感覚ではなく、ゆったりと流れていくという感じがあるのです。勝手な私の思い込みに近い感覚だとは思いますが・・・。 そういった中でも、やはり時代に即した連絡手段は確保しておかなければいけない、という現実を改めて考えさせられました。 (7月 乙記)